ケルン日本文化会館 日独160周年開始にあたってのごあいさつ

館長よりあいさつ

あけましておめでとうございます…..と素直には言えない寂しい新年を迎えました。多くの文化施設と同様に、私たちケルン日本文化会館も2度目のロックダウンの中で、本来の使命である「交流」ができない状態が続いています。今後温かくなるにつれて、社会にも私たちの気持ちにも春が訪れて、大手を振って「賑わい」を取り戻せる日が一日も早く来ることを願っています。

さて、今年は日独友好160周年の記念の年です。でも、160ってちょっと半端な数じゃない?と思う方もいらっしゃるかもしれません。10年前、東日本大震災が起こったあと、私たちは150周年を心から祝うことはできませんでした。その分も含めて今回改めて日独友好をお祝いしたいと準備を重ねてきたわけですが、今度はコロナに水を差されてしまいました。

私たちケルン日本文化会館は、ドイツ各地の独日協会や美術館、また在独の日本大使館・各総領事館と同様に、前々からたくさんの催しものを準備してきました。それらの企画がどこまで計画通りに進むのか、いや、いつどうやって具体的な計画を立てればいいのか、手探り状態が続きます。でも、意欲的な企画が目白押しです! 

まずは当分、オンライン企画が主になります。私たちのYou Tubeチャンネルにご注目ください。数か月前から開始した連帯コンサートやコロナ下の「新たな日常性」をめぐる連続シンポジウム、また岡田利規さんの演劇ワークショップや講演会などがすでにアップロードされつつあります。またこれらのシリーズ企画は今後も継続・拡大する予定なので、今年一年かけて動画の数も伸びてゆく予定です。他にも例えば2月26日から3月7日までクラシックから最新作に至る30作品を配信するJFF-Plus日本映画祭が、また4月からはケルン・ボン両大学との協力のもとに各研究分野での日本との学術交流をテーマとするオムニバス講義が、それぞれオンラインでアクセスできる予定です。

春が過ぎると皆様にも再び少しずつホールにもお越しいただけるのではないかと期待しています。まずは、日本国内では根強いファンが多いのに何故かドイツでは意外なほど知られていない宮沢賢治を紹介する特集が予定されています。秋にはお隣の東アジア美術館で、尾形光琳や俵屋宗達、伊藤若冲といった江戸時代を代表する絵師たちの原画と、それに鉄腕アトムやリラックマ、初音ミクら現代のアニメ・マンガ作品のキャラクターを登場させた作品とを同時に展示する展覧会が国際交流基金との共催で予定されており、それに前後して当館でも初音ミクに関する展覧会を予定しています。ほかにも、江戸時代を持続可能な社会のモデルとして演劇やシンポジウムを通じて考えてみようという企画、JANETを中核とする日独学術交流週間、それから、もし日独の間で人の往来が可能になったら、例えば村田沙耶香さんや伊藤比呂美さんといった著名な作家やアーティストをドイツにお呼びする計画なども立てています。

これらは、今私たちのスタッフが一生懸命準備を進めている数多くの、まだ確定していない企画のほんの一部にすぎません。どこまで実現できるかはコロナ次第のため、例年とは違って、しっかりした日程表を作ったり、隔月発行の催し物パンフレットに載せたりすることが難しい状況です。幻の企画に終わってしまうケースも十分あり得ますし、逆に、予告されていなかったような催し物が短い予告期間だけで急に実施されるケースも十分にあり得ます。恐れ入りますが、今年一年はぜひ折にふれて、私たちのHPやフェイスブックで、ケルン日本文化会館で何が起きそうなのか、ぜひこまめにチェックしてください。

みなさんにとって今年一年、いい年になりますように! どうぞ健やかにお過ごし下さい。そして、しばらくの間はonlineで、でも近いうちに再びリアルに皆さまを再び私たちのホールにもお迎えできますことを、心より願っています。

2021年1月24日
日普修好通商条約締結から160周年の記念日に

ケルン日本文化会館館長
相澤 啓一

日独交流160周年関係の催し物についてはこちら

ケルン日本文化会館 2021年3月7日まで臨時休館いたします

ドイツにおける防疫措置の強化をふまえて(更新:2021年2月14日)

(更新:2021年2月14日 2021年3月7日まで臨時休館)

部分的ロックダウンの延長が発表されたことを受け、当館は2021年3月7日まで休館いたします。

当館ニュースレターフェイスブックインスタグラムにて最新情報をお届けしています。また、YouTubeチャンネルではイベント動画を随時配信しています。

休館中のご連絡、お問い合わせにつきましてはメールにてお願い申し上げます。
メール jfco(at)jki(dot)de

ご利用の皆様には、ご不便をおかけしますが、ご理解のほどお願いいたします。

催し物のご案内

オンライン

JFF Plus オンライン日本映画祭 in ドイツ
2021年2月26日~3月7日

国際交流基金・ケルン日本文化会館は、計30本の日本映画をオンラインにて無料配信します。詳しくはこちらをご覧ください。

コロナ時代における映画製作・映画鑑賞
2021年3月6日

新しい日常を巡る日独対話シリーズの第3回である今回は、映画をテーマとして取り上げます。日独映画界をけん引されているお二人の対話をお楽しみください。(日独逐次通訳)詳しくはこちらをご覧ください。

オンラインしゃべりーれん // 日本語母語話者の参加大歓迎・参加費無料
2021年3月13日

日本語しゃべりーれんをオンラインにて開催いたします。日本語で楽しくおしゃべりしませんか?詳しくはこちらをご覧ください。

まるごとワークショップ
2021年3月27日

オンラインにて『まるごと 日本のことばと文化』を使って教えている教師を対象にワークショップを開催します。テーマは「デザインしよう!まるごとの授業@オンライン」。詳しくはこちらをご覧ください。

日本語講座(有料)

国際交流基金による日本語教授法のメソッドを生かした、非母語話者を対象とした日本語講座。土曜日にも受講することができます。

本コース≫ 2021春夏コース 受講申し込み受付はオンラインフォームにて3月1日(月)9時~9日(火)17時
入門体験講座≫【土曜日10:30-12:30】現在、開講しているコースはありません
テーマ別講座≫【土曜日10:30-12:00】現在、開講しているコースはありません
日本語しゃべりーれん≫【土曜日14:00-16:00】3月13日 オンライン開催 
ドイツの日本語学習者と日本語で話すことに関心のある日本人ボランティアを募集しております。

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