濱口竜介監督映画特集

2022年10月1日~10月29日

Doraibu mai kâ © Rapid Eye Movies

数々の賞を受賞している映画監督・脚本家の濱口竜介(1978年神奈川県生まれ)は、現代日本社会の生活を、重層的に映画に描くことで知られています。彼は、偶然が重要な役割を果たす、人々とその人間関係が生み出す相互作用に関心を持っています。濱口監督の作品では、想定外のことが明らかにされ、主人公たちは自分自身や世界に対する新たな問いを突きつけられることを強いられます。

濱口監督は東京大学を卒業後、映画やテレビ制作の助監督を経て、東京芸術大学大学院で映画を学びました。卒業制作の『PASSION』が2008年のサンセバスチャン国際映画祭で上映されたのを皮切りに、日韓共同製作の『the depths』(2010年)、受賞作『ハッピーアワー』(2015年)、カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品された『寝ても覚めても』(英題『Asako I&II』、2018年)などが発表されました。

今回の映画特集では、濱口が酒井耕と共同監督し、東北地方の震災後を追ったドキュメンタリー3部作(2011-2013年)、第71回ベルリン映画祭で銀熊賞を受賞した長編映画『偶然と想像』(2021年)、村上春樹の同名小説を原作とし、第94回アカデミー賞国際長編映画賞受賞の『ドライブ・マイ・カー』(2021年)を上映します。

上映会の参加には、guestooによる事前登録が必要です。お申し込みフォームは、上映日の1~2週間前に当館ホームページに掲載されます。